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院長ブログ

巷にあふれる医療情報

ちまたに溢れる医療情報  
なぜ医学情報には嘘がはびこるのか?
誰でもが簡単に情報を取得できるインターネットの発達によってますます怪しい健康情報がキラ星のごとく数えきれないほど増えています。

その情報を読み解く力がなければネットではびこる医学情報や健康情報を適切に活用できないのが現状です。 例えば、お薬情報、薬は逆から読むと「リスク」になりますよね!

つまり、薬を使ってリスクを伴った治療を安全に行うことが医者であり、薬剤師なのですが・・・ 患者さんの中にはリスクのある治療はダメと 考えちゃう人がいます。

万人に100%安全な医学ありません!
すべてにおいて安心・安全なものがある!とは信じる者は救われる世界の話ですね。 医療とは個人的に効果のあった治療や健康情報の積み重ねで、初めて結果的に効果のでた比較的安全な治療や健康法を見いだす経験科学です。

しかし、現在は何事もスピードアップの時代、個人の成功例だけを取り上げ、あたかも万人にあてはまるかのように話し、 しかもその情報が奇抜であればあるほど、またたくまに広がるという医学情報のワイドショー化が多々見受けられます。

CMの抗菌情報!?
方向は違いますが、最近のCMなどで流される抗菌情報にも目に余るものがあります。

日本人の清潔観念を逆手にとり、 ありとあらゆるものを除菌しなければいけないようなイメージを固定し、あたかも抗菌は善であることの洗脳かと感じてしまいます。

CMに洗脳された主婦の台所には除菌グッズや除菌洗剤があふれ、トイレ、バスは言うに及ばず居間にも除菌効果をうたった消臭剤や電化製品が鎮座します。 それさえしておけば、大切な家族を菌から守られるような錯覚を起こしているのでしょう。

しかし、基本的にはヒトは菌の塊であり、菌と共存することでヒトは存在しています。本当に何をそこまで除菌にこだわるのかいつも不思議に思い、CMを見ています。

魔法みたいな健康・医療情報はあるの?

CMの例だけでなく玉石混淆の健康・医療情報が巷にあふれかえっています。 それがはたして正しい医学情報なのかどうか、ひとつひとつ吟味することが大切です。

数年前、 IPS細胞をはるかにしのぐ大発明として大いに話題になったSTAP細胞は実績のある理研からの発表だから、 まるで魔法のようではあるが本当だろうと世間に淡い期待を抱かせました。 しかしというかやはり、個人によるすり替えというただの陳腐な手品でした。

まあ未だにこの魔法をホンモンだと信じている人がいて、さらにはこの魔法で儲けた企業があるとかないとか・・・・もうそうなれば詐欺に近いですよね!

理研という準公的な機関が反面教師と貴重な税金を費やし、私たちに『あまりにも高額な物、あまりにも魔法的な健康・治療の方法は よくよく吟味しないといけない』という大いなる警告は発してくれたのでしょう。

そのような魔法を駆使する人たちは 「健康も医療も他人の不幸や体の不調を金銭に換えるひとつのビジネスだ」と考えています。

みなさん、気を付けましょう!!

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