院長ブログ

暑い夏は大変だ!

夏バテ・夏やせ

クーラーのない戦前は、夏が一番死亡率の高い季節でした。食中毒などの感染症も多かったようです子供や高齢者にとって夏の暑さは、急に体力を奪い取ってしまう凶暴な追いはぎのようなものだったと思います。

体力が奪われる→食が細る→栄養がとれない→さらに体力が低下する→水物しか口に入らない→やせ細る→さらにさらに体力が低下する。この悪循環のエンドレスループの最後は死という結末です。

そのため、食の細る夏でも栄養が摂れるように、江戸時代、土用の丑の日にうなぎを食べようというキャンペーンを平賀源内が始めて大当たりしました。また、同じころ、甘酒も夏の栄養補給のため、重宝されていたそうです。今でも俳句の夏の季語に「甘酒」があるのはそのなごりです。
現在は、クーラーも水分補給もそして栄養も十分取れるので夏バテ・夏やせはそれほど心配したものではありませんが、暑くて外に出ず、クーラーの効いた部屋でアイスクリームばかり食べている方は『夏ぶとり』にご注意!!

 

脱水症

最近よく聞く言葉ですね!昔よく使われていた熱射病と違って20年くらい前には体の脱水にはにあまり関心がなく、スポーツをする時でも、 途中で水分をとると胃に水がたまり動きが悪くなると言われていました。

しかし、今ではのどの渇きを感じればすぐに水分を摂るように勧められます。それも、体液に近い濃度の電解質が含まれている方が速やかに 身体に吸収されることで推奨されます。

さらに、10度前後の冷したものが、ぬるま湯やお茶などの温かい飲み物に比べ、 吸収が速くすばやく脱水症を直してくれると言われています。

脱水症のように医学的な対応が10年ひと昔ですっかり変わってくるものはたくさんあります。巷にあふれる情報が正しいとは限りませんが、いつも最新の情報に触れることは必要ですね。

 

クーラー病

クーラーのある部屋と外気温の差が大きいと自律神経が急激な温度変化に対応できず、自律神経の変調をきたし、冷えや頭痛、疲労感、 肩こりなど不定愁訴様の様々な症状が起こってきます。

夏バテかなと思ったら、クーラー病だったという笑えない話もありますが、 基本的に体は温度や気圧などの急激な変化を嫌うものです。季節や気候にはあまりさからわず自分自身でその季節なりの対処法を身に付けましょう。

四季はわずらわしいことも多いのですが、海外から来られた方々は里山の緑が変わっていく様を見て日本の美しさを堪能しています。

四季のある日本で生活している幸せを感じながら日々有意義に過ごしましょう!

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