院長ブログ

肝・腎かなめの話

肝臓

肝臓は、右腹部肋骨の下にあり、代謝、解毒、排出など体の恒常性を保つ上で大切な臓器です。

体内に取り入れた物の代謝・解毒作用は体内の化学工場とも言われ、この臓器でのみ体に役立つ栄養素への転換や物質の無毒化を行います。

そのような複雑な代謝機能を担うため、人工肝臓の開発は、現状の医学技術ではできず、肝臓がダメになってしまった場合は生体肝移植による肝臓機能再生を目指さなければなりません。

腎臓

腹腔の中ではなく、腹腔と筋肉の間の後腹膜に腰椎を挟んで左右ひとつずつあります。

この臓器も人体にとっては大切な臓器で血液からの老廃物や水分・電解質を調節し、尿として排出する機能を担っています。 体内の水分や電解質の調節をするため、腎臓の調子が悪くなると体がむくんできたりします。

水分調節作用と老廃物の排出機能が主な作用のため、肝臓と比べて人工臓器の開発は早くからすすみ、現在では血液透析で腎機能が廃絶した場合でも、腎臓の機能補助は可能です。

肝臓とアルコール代謝

酒を飲むと肝臓に負担がかかるといわれます。肝臓は体内に取り入れられた物質を代謝・無毒化する化学工場ですから、この工場の処理能力を超えた処理が必要な場合、アルコール以外でも肝臓に負担がかかります。

とくに過剰なカロリーは脂肪肝となり、その状態が長引いてフォアグラ肝臓(脂肪肝)になるともはや健全な肝臓とはいえません。

肝臓に負担をかけない養生で肝心なことは、日本で昔から言われている腹八分目という言葉だと思います。 みなさん、アルコール以外でも肝臓に負担かけていませんか?

腎臓とアルコール代謝

腎臓は代謝に関係した臓器ではないのですが、アルコールは胃から吸収されるため、水を摂取するよりもはやく、体に水分として貯蔵されます。そのため、水よりも早く尿として排出されやすくなります。

特にビールはホップに利尿作用があるため、ビールを飲むとトイレに行く回数は増えてきますよ! 

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