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院長ブログ

波動(vibration)界の陰陽師たち

波動(vibration)

物理学でいう「波動(wave)」はれっきとした科学用語です。しかし、病気の治療や診断、あるいは物質が発する「波動(vibration)」 という言葉は、英語では全く別物ですが、日本語では同じ文字のため混同されやすいですね!

vibrationを提唱したのはアメリカのアルバート・エイブラムズです。後にも述べますが、彼はスタンフォード大学医学部で病理学を教え、医学科主任でした。さらにすぐれた診断医で打診法(Percussion)を得意としていました。

ある時、気づきがあり、vibrationについて種々の発見を行い、vibrationを測定する機械やvibrationによる治療器具をラジオニクスとして販売しました。

*ラジオニクス:
「すべてのものはvibrationを発しており、そのvibrationの変調や同調ですべてのものに影響を与えることができる」という100年前に提唱された理論です。そのvibrationを測定したり、操作できる機械をラジオニクスといいます。
もちろん、100年たった現在でもvibrationの存在は証明されていません。

*波動(vibration)の理論
「宇宙のエネルギーは波動(vibration)であり、病気も波動(vibration)の乱れであり、物質すべてはそれぞれの波動(vibration)を持っている」というのが基本的な考え方です。しかし、波動(vibration)界の陰陽師たちは波動( vibration)と物理学で使用される波動(wave)とを時には意図的に、あるいは無意識に混同して、多くの陰陽師たちが独自理論を打ち立てています。

*波動(vibration)界の大陰陽師
vibration theoryが日本に入ってきた時にvibrationを「振動」ではなく「波動」といい換え、この言葉を有名にしたのは、私の記憶では江本勝です。 彼は「波動」という言葉を物理学用語と混同させ、その言葉を使い始めた当初からあたかも「波動(vibration)」が当然存在するかのごとく扱い、大きな嘘と小さな本当をちりばめ、人口に膾炙させた天才的マーケッターと言えるでしょう。

その後、波動世界は広がり船井幸雄や日比孝吉、現在では安倍昭恵らがインフルエンサーになり、市井の陰陽師たちの活躍で波動世界は深く静かに広がり続けています。波動(vibration)は時には「オーラ」や「色」、「エネルギー」、「気」とも言い換えられると言えばきっと皆さんも腑に落ちるでしょう。

波動世界の応援団「サトルエネルギー学会」
見えない意識と見える物質の橋渡しをメインテーマとする学会です。まあ、学会と言っても波動(vibration)界の応援団のようですが・・・・  「サトルエネルギー学会」のHPを見ると会長・理事名簿が載っています。先ずはその名簿をご参照ください。

帯津良一大先生をはじめ、気や水、放射能、癒し、サムシング・グレート、宇宙理念、意識科学、 イオンド大学教授など香ばしい方々がお集まりになっておられます。

見えないもののひとつに波動(vibration)を位置づけ、学会発表というお墨付きを「波動(vibration)」に与える役目をしております。

学童の教育技術法則化運動(TOSS)
向山洋一を代表とする教師の教育技術についての指導法を提唱する活動集団です。

その指導教本に江本勝の「水からの伝言」を推薦し、「言葉 は水の性質を変える。人間の身体は多くの水分を含むのだから、言葉は人間の身体に も影響する。美しい言葉を使いましょう」と学童の道徳や総合学習の指導しています。

「水からの伝言」の詳し検証はこちらをご参照ください。

科学的な検証を経ていない事象を取り上げあたかも科学でも認められているかのように学童へ道徳教育をすることはこれから育つ無垢な学童に対して正しい科学を検証する芽を摘み取る行為ではないか考えます。

このような教育によって元理研の小保方晴子がSTAP細胞を発見!という虚構を未だに信じる人たちが作り出されていくのでしょう。

アルバート・エイブラムズ(1863~1924)

波動(vibration)の項でも登場したあの大陰陽師です。彼が波動(vibration)世界を作ったと言っても過言ではないと言えます。

スタンフォード大学医学部の医学科主任という肩書きで彼の唱えた理論もはじめは受け入れられていました。

彼の理論によると
*「上腹部の神経繊維の収縮反応は、X線装置からの放射エネルギーと癌の成長を集合的に形成しつつある分子の振動に反応して起こっている」、
*「健康体である人の額に、癌組織のサンプルを数秒間隔で触れたり離したりさせて、癌組織のサンプルが額に触れている時だけ打診音が共振音から鈍い音に変わることを確かめた」
*「癌組織サンプルの様な病理学的サンプルが発する波動が電気と同様に導線を伝わると言う事を発見した。 この現象を「エイブラムスの電子反応 (Electoronic Reaction of Abrams, ERA)」と名づけた。」
など数々のユニークな発見をしています。

その発見の結果
*全ての物体は固有の波動を放射し、その特徴は内部の分子の構造に依存する。
*その波動は人間の部位の反射音利用して検出できる。
*それは「抵抗」などを使って数値で表せる。
と理論付け「波動(vibration)」の診断・治療装置ラジオニクスを販売しました。

*異なる生体器官の放射は、訓練を積んだオペレーターが簡単な装置を使って探知できる。
としてそれを扱うための学校を設立し、多くの生徒を輩出しました。

もちろん、その学校は廃校となり、アメリカでは現在、FDA(アメリカ食品医薬品局)により、ラジオニクス医療器具は、一切の使用を禁止されています。

江本勝(1943/7/22~2014/10/17)

水に言葉を聞かせると結晶の形が変わるという科学を装った視覚的波動(vibration)伝道書『水からの伝言』の著者として有名です。

内容的には、江本勝が良い言葉を聞かせるときれいな結晶、悪い言葉を聞かせると結晶もできないなど言葉の波動(vibration)を水結晶で視覚させた写真を載せている一見科学的な視覚に訴える写真集です。 同書の種明かしは先に上げたブログをご参照ください。

他にもMRA(波動:vibration測定器)を日本に紹介し、1990年代に第一次波動ブームを巻き起こしました。その波動:vibration測定器を販売するI.H.M.の代表取締役でした。現在でもI.H.M.では波動(vibration)測定器を販売しています。

たとえば販売している「現在考えられる、最高の波動測定器:KATUTAAMA THERAPY SYSTEM PRO」は波動転写もできるということです。 ちなみに価格は半年間(月1回)の研修付で1,890,000円(税込)です。 その他に『HADO ASTREA-MMXI』 はウィルス波動、毒素波動などが確認でき、測定者の技術により測定結果が左右されない設計となっており、KAIZENプログラム講座付&月一回の勉強会有(参加費2,000円)で価格が2,150,000円(税込)とMMXIと数霊セラピーシステムのセット付きで2,500,000円(税込)ものがあります。あるいは『数霊セラピーシステム』はご家庭で誰もが簡単に自分専用の波動水を作るための装置で価格は398,000円(税込)です。などなど種々の測定器や治療器具が販売されています

現在の陰陽師たちはこのような高価な測定器や治療器を法具のように自由自在に操り、波動(vibration)界で活躍しています。

船井幸雄(1933/1/10~2014/1/19)

経営コンサルタント会社「船井総研」の創始者です。船井総研は1988年経営コンサルタント会社として世界初の株式上場を果たし、現在でも東証一部の上場会社です。

40歳ころ「波動(vibration)」に出会い、コンサルタント人脈とは別のスピリチュアル人脈を築きあげました。そのスピリチュアル人脈から「人間の根源は霊魂で肉体は補助的な存在に過ぎない」、「正しい生き方とは、人間性を効率的に高めることである」、「あの世が人間の故郷で、この世は勉強の場・修行場である」などより多くのことを彼も学びました。

しかし、亡くなる直前、自身のサイト(2014年1月6日「賀正」)で『いまの世の中は、スピリチュアルなこととか食とか遊びなど、どうでもいいことに浮かれている人に、かなり焦点が当っています。
一度そのようなどうでもいいことは忘れ、現実人間にもどってほしいのです。そうしますと、「あっ」と、びっくりするほど、自分のしていたムダに気づくでしょう。間違いも分ると思います。

いずれにしましても、今年こそは、地に足のついたよい仲間をつくり、仲間間で助けあい、地道に生きてほしいのです。一人ではムリだと思います。いまさらスピリチュアルやおいしいものに夢中になるという時ではありません。
ぜひ生きるのに必要なことに今年は全力投球をしてください。』
と述べていました。

船井幸雄が考えた波動(vibration)の定義:
「離れていても届く何か」といって良いでしょう。 電波とか光のようなものですね 誰もが感じる波は光、音、熱、があり感じない波には電波があります。
電波は測定器を使って感じ取れます しかし誰もがとはいかない、測定器にも掛からない波もあります。
一部の人にしか感じない波があるのです!

日比孝吉(1928/6/2~2017/3/3)

スジャータめいらく会長日比孝吉は天理教の信仰者であり、天理教の「病は諭し」(病気には原因が存在する)という教えに基づき、波動(vibration)に興味を持ち社内に研究機関まで設立した波動(vibration)界の大陰陽師でした。

波動医科学総合研究所( 1996年)を設立し、当時一台1500万円もする波動(vibration)測定装置を購入し、波動(vibration)測定を開始しました。もちろん現在も60人以上もの研究員を抱えて絶賛運営中です。

その研究所では「百歳まで元気に活躍しょう!」(日比孝吉は88歳で大往生されました)を合い言葉に百寿会というお客さんグループを組織して現代医学ではまだまだ解明されない長生き方法を伝授しています。

ただ、同研究所の訓示には医療行為や薬事法に抵触する行為を禁ずる心得の張り紙があるらしいので、その点に関してはさすがにコンプライアンスを重視する大企業の風格を感じさせます。

安倍昭恵(1962/6/10~)

スピリチュアルなことに興味を持っているのは皆さんもご存知ですね!

波動(vibration)に関しても江本勝を信奉していました。さらに彼らの機関紙「国際波動友の会」にも寄稿をしています。
311東日本大震災が起きた際にも、『先生から「愛と感謝の祈りを福島原発の水たちに送ってください!!」というメッセージが届きました。未だ収束に向かう気配すら感じられない福島原発。江本先生も書かれていますが、放射能を防ぐのも水、広げるのも水・・・。そして津波による甚大な被害、水道水の汚染が懸念されミネラルウォーターを買いに走り回る人々・・・水は恐ろしくもあり、ありがたくもあることを改めて知らしめる出来事の数々です』と自らのブログにも書いていました。

個人的にはすてきなご婦人だと思っているのですが、あまりにも頭が素直すぎるのか首相夫人という立場のインフルエンサーパワーに気づかれていないところが残念すぎます。

実は陰陽師ではなく誰かの式神ではないかと疑っています!

 

宇宙戦艦ヤマトの波動砲とかめはめ波

子供の頃、心躍らせて見ていた「宇宙戦艦ヤマト」ですが、このアニメは1974年から読売テレビで放映されました。

ヤマトの波動砲は文字通りwaveとの解釈で惑星を破壊するほどの力がある波です。また、同様の破壊力のある波としてはその10年後の1984年少年ジャンプで始まったドラゴンボールのかめはめ波です。こちらも惑星を破壊する力のある波です。

どちらも同じような巨大な力を持つ波ですが、ヤマトの波動(wave)砲は私的にはたいへん懐かしい波です。

そしてさらに10年後の90年代に波動(vibration)の第一次ブームが起こりました。

ちなみになんとなくヤマトの波動(wave)砲が間接的に波動(vibration)の第一次ブームに関与しているような気がします。波動(wave)砲ファンとしては90年代以降、波動という言葉が歪められたのが残念です(^^;)

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