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院長ブログ

ピアストラブル

最近、ピアスを入れている人が増えましたね。当院でも開院当初からピアスの処置はしていますが、近頃はほぼ毎日患者さんがきます。当初は耳たぶのピアスのみでしたが、トラブルを起こした方の治療やおへそ、鼻、舌、軟骨など色々な部位に守備範囲が広がりました。ピアスセンターのようのな様相です(^^;)

ハリウッドから流行が始まったアウターコンク・インナーコンクはピアッサーでは無理なので、つい最近まで断っていましたが、やはり友達同士や自分でいれてトラブルを抱え来られる人が増えたので、トラブルのないようにこちらでも扱いはじめました。

軟骨のピアスは最初が肝腎でトラブルを起こすと治すのには時間がかかります。正しい知識をもっていれてもらいましょう。

ピアスの起源

洋の東西を問わずピアスの文化はあったようです。呪術的なものからファッションまで身体に装飾をまとうことがその集団の文化として発達したことがうかがえます。

アメリカでも20世紀初頭から中盤までは耳に傷をつけないイヤリングが人気だったそうです。それが20世紀後半になり気軽に自己流のおしゃれが楽しめるピアス人気が復活しました。

ヨーロッパで17世紀に開発されたネジ式やクリップ式のイヤリングは和装の文化とは合わずに戦後10年以上がたち、高度成長期に入ったころから流行出し、1900年代には女性の3人に1人がイヤリングを身につけるぐらい流行りました。

日本で本格的にピアス認知され始めたのは21世紀に入ってからです。若い人から流行がはじまり今では20代の二人に一人がピアスをつけています。

自分たちでつけられるピアッサー売り場も充実して色々なタイプのピアスが置いています。しかし、それにつれてピアスのトラブルも急増しているようですね

耳たぶピアスの位置

オーソドックな位置は耳たぶの中央ですが、最近は2個3個とあける人も多いので少し端の場所にあけるのが流行です。しかし、あまりに端っこ(縁から5mm以内)はホールが切れる心配もあるので端から5mm以上の幅はとりましょう。

色々な部位のピアッシング

一番多いのは耳たぶですが、その位置も個数も多彩です。それから軟骨部のピアッシングも増えてきましたが、耳たぶより血管が少ないため、炎症を起こすとやっかいです。ピアッシングの際の清潔操作には耳たぶよりさらに気をつけましょう。

また、最近は舌や臍などのピアッシングの需要もあります。

 

ピアストラブル

一番多いトラブルはピアスホールのしこりです。このしこりはホールのケロイド変化による一過性のものが大半でいつのまに消えてしまいます(しかし、時間はかかります)。しかし、痛みや赤く腫れたりしている場合は治療が必要です。

最近ではピアストラブルの患者さんも多く来られます。腫れがひかない、ジュクジュクする場合はピアスホールとして完成してないため、粘膜面と金属の接触による金属アレルギーのよる場合があります。いつかひくだろうと無理してピアスをつけ続けていると微量な金属が流れ出し、その金属に対する攻撃物質である抗体を身体が作った場合は皮膚にその金属をつけただけでもかぶれます。炎症のあるピアスホールに使うスタッドは金属のものを止め、セラミックかシリコンにしましょう。

 

ピアストラブルの一番お手軽な治療はピアスをとってピアスホールを塞ぐことですが、せっかく開けたホールです。開けたままでいられるなら、そのほうがいいですよね。当院ではこのようなトラブルの時にはシリコンドレーンをそのホールに通して、自然に炎症がひくまで(約一ヶ月)はその状態を持続してもらってます。

ピアスのキャッチや石が小さすぎて皮膚に埋没してしますトラブルもあります。この場合はそれを患部から取り出さないかぎり絶対に治癒しません。少し痛いですが、がんばって取り出しましょう。このトラブルを避けるためにはあまりに小さいものは昼間でのおしゃれ用で夜には必ず外して寝ることを習慣づけましょう。

こちらはファーストピアスのヘッドが小さすぎて埋没してしまったものです。右はそのファーストピアスですが上が埋没した小さすぎるヘッドでしかもスタッド長も6mmほどしかありません。下が当院で使っているファーストピアスのヘッドです。1ヶ月以上つけっぱなしにしておくファーストピアスはヘッドが大きくスタッドも8mm以上の長さがあるものを使いましょう。

こちらはファーストピアスでもヘッドが入れ替えできることを売りにした商品です。しかし受ける方のヘッドも小さく(3mm程度)しかも平らなため、埋没しやすく危険な商品です。

自分でファーストピアスを開ける人も増えてピアッサー売り場も色々な種類がありますが、デザインだけで選ばないでください。ヘッドやキャッチの大きさとスタッドの長さには注意しましょう。

ピアスでもヘッドの小さいピアスや小さいキャッチの(一番右のピアスは通常のキャッチの1/3程度の大きさ)は昼間だけで夜寝るときは外しましょう。

インナーコンク・アウターコンクは軟骨ピアスです

最近ではアウターコンク・インナーコンクの軟骨にまでピアスを開ける傾向がありますが、耳の形は軟骨により決定します。耳たぶ以外はすべて軟骨です!!

耳介軟骨炎が長引けば軟骨の変形を起こし耳の形が変わってきます。ラグビーなどタックルのあるスポーツでは耳を保護する耳当てをあてたりしています。軟骨の炎症はできるだけ早く治療に入りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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