日常から医療の話まで院長の徒然日記

あれ!更年期の障害?  

女性ホルモンの変化

女性はホルモンの急激な変化を一生のうちに何度も経験します。

初潮で月経がはじまり、女性ホルモンが大量に放出されます。また、妊娠すると卵巣の働きは休止し、黄体ホルモン優位の環境になります。さらに更年期頃からはホルモンリズムが崩れ始め、女性ホルモンのバランスがみだれ、最終的には閉経となり、女性ホルモン分泌がとまります。そして、男性ホルモン優位の環境になり、顔のひげなどが目立ち始めます。

このような女性ホルモンの急激な変化により他の内分泌や自律神経が影響を受け乱れ始めると、気分がイライラする、夜眠れない、ほてりがある、心臓がバクバク、血圧が上昇などなど様々な症状が出現します。

色々な病院を巡ってもなかなか症状がとれない時には、「あれ、更年期の障害?」と考え、当院に相談に来てください。 

高コレステロール血症

高血圧、骨粗鬆症など 生活習慣病、高齢者の病気と考えられている上記のような病気も女性の場合、実は更年期を契機として起こっていることがあります。

高コレステロール血症は、女性の場合、女性ホルモンの減少によりコレステロールが上昇すると言われています。また、自律神経の乱れによる血管収縮、頻脈などは高血圧の原因になります。さらに骨密度は更年期以降、急激に低下し、女性ホルモンが骨密度に関与していることが知られています。そのため、女性専用の骨粗鬆症の薬剤もあります。

更年期を楽しく過ごすには

更年期障害は女性ホルモンの急激な低下により起こる更年期の不都合な症状ですが、社会環境的にも子供たちが巣立ち一息つく時期にもなります。(空の巣症候群)今までは、子育てに一生懸命になっていた女性は子供たちが自分の手元から離れていくため、体力、気力の衰えとともに喪失感を強く感じます。

更年期うつと言われる症状はこの喪失感と関連していることが多く、自分でも気づかないうちに気持ちの落ち込みを長く引きずり症状を悪化させていることがあります。 一人で過去の事を思い悩むより、何か趣味を持ったり、友達や家族との会話の機会を増やしたりして人生を楽しむことが大切です。

さらに、体を動かすことは、筋力も衰えてくるこの時期、とても重要になります。

まずはウォ―キングから始めましょう。


大阪府豊中市北桜塚3-1-33(TEL:06-6850-8162)
吉村レディースクリニック 
院長 吉村 猛
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月曜日~土曜日までの午前
(9:00~10:00・手術等予約枠 10:00~12:30・一般診療枠)
月・火・木・金の午後
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