日常から医療の話まで院長の徒然日記

アクリル人工爪ってなに?

ネイルをやっている女子なら小耳に挟んだことのある言葉だと思います。

先日もきれいなネイルのしている患者さんとネイルのことについて話していたんですが、ネイル用材の進歩はすごいらしいです。

もともとはマニキュア、ペディキュで手や足の爪を彩色することから始まったネイル技術ですが、歴史を調べてみるとクレオパトラが「ヘンナ」という植物や花の汁を使い爪を着色していたとか、日本でも平安時代には「爪紅」というマニキュアがあったとか、昔から爪を飾るおしゃれは女性の興味をひいていたみたいです。

天然材料を使っていた19世紀までは一部の人達のおしゃれだった爪の着色です。しかし、20世紀に入り、合成樹脂が開発され、発色の良い合成樹脂素材のマニキュアが安価・大量に供給されるようになるとまたたく間に女性達の人気のまとになりました。

日本では戦後70年代にはいり、サロンメニューにマニキュア・ペディキュアの専門技術が取り込まれ、ブームになりました。そのころは、マニキュア全盛の事態です。

件の女性もその頃ネイリストとして活躍していたそうです。それから50年経ちネイル用材は長足の進歩で発展しているとのことでした。

今やネイルジェルがトレンドでマニキュアもアクリル人工爪もネイルサロンでは過去のものとなりつつあります。

ネイル用材について詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい

しかし、歴史も古く、安全性や使い易さの点からまだまだアクリル人工爪は爪でお悩みをもつ方の救世主です。

こちらではアクリル人工爪をどのように使うのかをご説明します。

爪甲鉤彎症(肥厚爪)の治療

10年前に爪が剥がれてから放置していたら爪が全く伸びてこなくなりました。

実際の爪床との接合は通常の1/3ぐらいの面積でした

アクリル人工爪をつけた後、ネイルを塗ってみました。久しぶりのおしゃれができたと喜んでいただきました。



10年前に巻き爪のため両端の爪母を切除後、爪が伸びなくなりました。また爪白癬との診断で白癬治療も受けましたが肥厚爪は改善しませんでした。

爪床と第三層の接着は右側の方が広く、左側は半分ぐらいでした。

アクリル人工爪をつけて、後は自然に爪がのびることを期待しましょう。白のペディキュアがおしゃれですね!

陥入爪の治療

ワイヤーでは 爪が侵軟していたため折れやすく、なかなか治らない陥入爪の爪囲炎でしたが、麻酔をかけてアクリル人工爪をつくり爪棘の皮膚への刺さり込みを防ぐと1週間で炎症はひきました。

欠けた爪の爪側郭下にシートを敷き、アクリルで爪を覆いました。

その後、アクリル人工爪の形を整えました。

その1週間後です。炎症はすっかり収まっています。

強度と適度の可塑性(固まるまで)があるため医療用としてアクリル人工爪は爪の修復に使われています。

アクリル用材

アクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜて柔らかいアクリル ミクスチュア  を作り、それを欠け爪に塗布して爪を形成します。10分程で固まりますが、その間は可塑性が高くどんな形も作れます。

巻き爪・陥入爪でお悩みの方はまずはお問い合わせフォームに写真を添えて ご相談をしてください。 エステの巻き爪・陥入爪ケアかクリニックの巻き爪・陥入爪治療かも含めてアドバイスさせていただきます。

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