日常から医療の話まで院長の徒然日記

今年のインフルエンザワクチンについて

インフルエンザ症状の特徴

インフルエンザは悪寒が始まるとすぐに38℃を越える発熱がありそれと同時に全身の関節痛がおこるのが特徴的な症状です。たとえば前日、コンサートなど人が大勢集まるところに行って翌朝から節々が痛く、38℃以上の発熱があった場合はインフルエンザの可能性が高いでしょう。 咳、喉の痛み、発熱するなど他の随伴症状は、一般的な風邪もインフルンザと変わりありません。

しかし、インフルエンザウイルスはたった1つのウイルスが24時間後には約100万個に増殖します。つまり増殖力がつよいため、初期から全身症状が強く発現します。また、この増殖力のため、感染からの症状発現までの潜伏期は1~2日と言われています。

インフルエンザの検査

大概の医療機関で、インフルエンザの検査のためインフルエンザ ウイルスの抗原を検出する迅速キットを準備しています。 ウイルスの潜む鼻粘膜を綿棒でこすり、液体に浸し、10分ほどでインフルエンザに感染しているかどうかがわかります。

しかし、インフルエンザ症状が出て3日目以降にはインフルエンザウイルスが体内で減り始めるので、発症直後や48時間以上経過すると確実な診断ができません。抗インフルエンザ剤も48時間以内に服薬しないと治療効果は期待できません。

そのため症状からご自身がインフルエンザでないかと疑ったら水分補給をして自宅で安静にしているか、あまりにしんどければ医療機関を受診しましょう。

2019年のインフルエンザ予測

今シーズンはインフルエンザ流行時期が例年よりも早いと言われています。

ワクチンは昨年同様4株でA型株 『A/ブリスベン/02/2018(H1N1) pdm09』、『A/カンザス/14/2017(H3N2) 』 、B型株 『B/プーケット/3073/2013 (山形系統)』、『 B/メリーランド/15/2016(ビクトリア系統)』 です。

いずれも南半球で流行したものから予測して夏場に製造されます。

また、タミフルやゾフルーザ等の抗インフルエンザ薬耐性株は、国内外で散発的に少数検出される程度であり、まだまだ抗インフルエンザ薬の効果は期待できます。

しかし、体力的に弱っていない普段健康な方は水分補給と解熱剤だけでも3、4日以内に症状が治まるのが通常の経過です。そのため、あまり心配しすぎるのもいけません。

当院での今年のワクチン価格

当院では10月からインフルエンザワクチンの接種を行っています。ワクチンの有効率は6~7割程度、有効期間は3~5ヶ月と言われています。接種料金は3700円(税込み)です。    

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